スポーツテスト対策シリーズ~ソフトボール投げ~

皆さん、こんにちは。
アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です!

さて、スポーツテスト対策シリーズ第七回目は「ソフトボール投げ」についてです。

◼️ソフトボール投げに必要な力◼️
・巧緻性
道具を使って運動を調整できる力が必要になります。
体を上手に動かしながらも、ボールに対してどのように力を加えたらいいか、どの角度に向けたらいいかなどを調整していきます。

・瞬発力
スピードがなくゆっくりと投げていては、体に力が入らず、遠くにとばすことはできません。
全身をすばやく(瞬発力)動かし、ボールに大きな力を加えることで遠くとばすことが可能になるのです。

◼️測定時に意識すること◼️
・準備運動を行う
ボール投げは腕や肩の力だけではなく、全身の力を使って投げることで力を発揮することができます。
一部分だけ準備運動をするのではなく、腕や肩をほぐしつつも、全身をストレッチしておきましょう。

・腕振り
腕は、頭の上から斜め下に向かって大きく振りきりましょう。
ボール投げは肩、肘、手首を使うことが大切です。
頭の下から投げてしまったり、振り幅が狭いとその分力も小さくなってしまいます。

・斜め上に投げる
ボールを遠くに投げたい場合、斜め上45度に向かって投げることを意識しましょう。
真っ直ぐ正面に投げてもボールはとびますが、上に投げていない分、着地も早くなってしまいます。
しかし、上に投げすぎても高くボールが上がるだけで遠くにはとびません。
ちょうど間の45度を意識してみてください。

・体重移動の意識
ボール投げの際、右利きの方の場合、左足を上げて踏み込みながら投げるといった動作になります。
左足を上げている時は右足に体重がかかっていますが、左足を踏み込んだ時は左足に体重がかかります。
つまり、ボール投げではこの場合、体重は右→左に移動しています。
この体重移動に上手くタイミングを合わせながら投げることで、より大きな力を発揮することができます。

・目線
お子様の投げている様子を見ていると、腕振りと一緒に頭も振ってしまっていたり、投げる方向を見ていないことがあります。
目線は体のバランスを保つために重要なポイントとなりますので、しっかり投げる方向を見るようにしましょう。
目線を反らしてしまうと、体のバランスが崩れてしまい、思い通りの方向にボールがとばなくなってしまいます。

是非、参考にしてみてください!
次回のスポーツテスト対策シリーズ、第八回は「20メートルシャトルラン」です🏃

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