体重の約10%~頭は意外と重い!~
皆さん、こんにちは。
アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です!
皆さん、人間の頭はどれくらいの重さがあるかご存じでしょうか?
成人の場合、頭の重さは体重の約10%と言われています。そしてこれは、児童の場合もほぼ同比率になります。
※乳児の場合、頭の重さは体重の約30%もあると言われています( ; ゚Д゚)
例えば、体重50㎏の人の頭の重さは5kg、体重10kgだと頭の重さは約1kgもあるということになり、その重さを常に支えているわけです。
子どもの時期によく転ぶ原因の一つは、体の大きさに対して頭が重いためです。
頭を前に傾ければ前に姿勢が倒れてしまいますし、空を見上げるように頭を上げると後ろに倒れてしまいます。
子どもはまだ筋力や体幹、運動神経系なども未熟なため、一度バランスを崩してしまうと中々体勢の立て直しができません。
保護者様はお子様が転ばないように常に手を繋いだり、補助をしたくなるのではないでしょうか?
しかし、ずっと補助をする状態が続いてしまうと、お子様は自分の力で自分を支えられない体になってしまいます。
ある程度は転ぶ経験をさせてあげること、また3歳の時期からは運動神経系が著しく発達していくため、このうちからバランス感覚をつけていくことで、重い頭を自分でコントロールできるようになっていきます。
重い頭を軽くすることはできませんが、重い頭を支えるための力は練習していくことで身についていきます。
少し不安定な場所で歩く、片足立ちをする、平均台のように高さのあるものを渡るなど積極的に取り組んでいただければと思います!
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