注意!子どもの熱中症💦②

皆さん、こんにちは。

アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です!

 

さて、前回は熱中症の予防についてお伝えしました。

今回は「熱中症になってしまった時の対処」についてご紹介していきたいと思います。

 

まず、熱中症には軽度~重度までいくつかの段階があります。(大塚製薬から引用)

・熱失神

症状:めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈は速くて弱くなる

・熱けいれん

症状:筋肉痛、足がつる、筋肉がけいれんする

・熱疲労

症状:全身の倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下

・熱射病

症状:体温が高い、意識障害、呼び掛けや刺激への反応がにぶい、言動が不自然、ふらつく

 

初めは軽度の場合でも、熱中症に気づくのが遅れたり、正しい処置が出来ないと症状はどんどん重くなってしまいます。

 

【熱中症になってしまった時の対処】

・日陰や涼しい室内に移動し、横に寝かせてあげましょう。この時、血液の循環が悪くならないようにイスやタオルを使って、足を心臓よりも高い位置に置きましょう。

 

・ベルトやゴム、下着など体を締め付けている衣服はゆるめ、氷があれば首筋、脇の下、股関節を冷やします。氷がない場合は、水をかけてうちわなどで扇ぎ体を冷やしましょう。

 

・熱中症で大量の発汗がみられる場合は、体内の水分だけでなく、塩分も奪われている状態です。

経口補水液やスポーツドリンクで水分補給をしましょう。

熱疲労や熱射病の症状が見られる場合は、口から水分を入れるのは危険な状態です。ただちに、病院へ行き点滴をする必要があります。

 

年々、夏の気温は高くなってきており、外だけでなく室内での熱中症も多くなっています。

正しい対処法を知り、万が一の場合に備えておきましょう!

 

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